(情報提供)みんなにひらかれた美術館へ~東京都写真美術館のアクセシビリティ向上の取り組み
東京都写真美術館からご案内をいただきました!
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東京都写真美術館のアクセシビリティ向上の取り組み
東京都写真美術館は、恵比寿ガーデンプレイスの一角にある、写真と映像の専門美術館です。ここでは、年齢や障害の有無にかかわらず、だれもが安心してアート鑑賞を楽しめるよう、さまざまな取り組みを行っています。

たとえば、館内はすべてバリアフリー。段差のある場所にはスロープがあり、車いすで乗れるエレベーターもあります。展示室・ホール・スタジオを除き、館内には点字ブロックが敷かれています。各階には自動扉付きの多機能トイレがあり、1階にはオストメイト対応の設備もあります。授乳室にはお湯の出る水栓があり、ミルクの調合も可能です。

総合受付には、英語、中国語、韓国語のできるスタッフのほか、週末を中心に手話のできるスタッフがいます。筆談にも対応しています。

視覚や聴覚に不安のある方には、遮光眼鏡やイヤーマフの貸出をしています。筆談器やUDトークを使ったコミュニケーション対応もあり、音声や言葉でのやりとりが難しい場面でも安心です。移動にお困りの方には車いす、歩行車、ベビーカーの貸出もしています。

展覧会ごとに「手話通訳付きギャラリートーク」を実施しているほか、イベントによっては手話通訳や文字通訳、聴覚・視覚支援機器の貸出などのサポートが入るものもあり、アートとの出会いをより豊かに、よりひらかれたものにしています。
詳しくは、各展覧会のページおよび以下のページをご覧ください。
手話通訳付きギャラリートーク 年間スケジュール
パブリックプログラム 今後の予定

さらに、ほぼ毎月開催している「オール・ウェルカム・デー」では、ボランティアによる鑑賞サポートを行っています。展示室内でのタブレットを使った読み上げやQRコードの読み取りのお手伝い、触知図を使った作品理解のサポート、気持ちを落ち着けたいときにはカームダウン・クールダウンスペースのご案内など、さまざまなツールを用意し、お一人お一人のニーズに合わせたサポートを一緒に考えながら対応しています。

「オール・ウェルカム・デー」の実施日や内容は、以下のページをご覧ください。
年間スケジュール
※館内、展示内容、設備、スタッフの状況によっては、すべてのご要望に対応できない場合がありますのでご了承ください。
※車いす操作等の介助、手話、作品解説は行いません。手話でのご案内は1階総合受付へ、作品の解説はギャラリートーク実施日をご利用ください。

なお、公式サイトには「やさしい日本語」の施設案内パンフレットや、手話・字幕・音声ガイド付きの案内動画を掲載し、事前に計画を立てやすくしています。視覚障害のある方や車いすをご利用の方に向けては、恵比寿駅から写真付きのルートを案内するページもあり、初めての来館でも安心です。 東京都写真美術館は、みなさまの「見たい」「知りたい」をサポートします。「行ってみたいけど、ちょっと不安…」という方も、どうぞ気軽にお越しください。
◆お問い合わせ:東京都写真美術館
TEL:03-3280-0099 FAX:03-3280-0033
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
ウェブサイト:https://topmuseum.jp/
※事業は諸般の事情により日程や内容を変更することがございます。最新情報は当館ウェブサイトをご確認ください。
※2025年10月現在の情報です。
POST:2025年10月29日