(情報提供)【セミナー】モノづくりから学ぶ「フクシとデザイン」

障害のある方たちの表現やできることを活かすための自主生産品のブラッシュアップセミナーの開催情報をいただきました

モノづくりから学ぶ「フクシとデザイン」

「障害のある人の表現したイラストなどを活かした商品づくりに挑戦したい、またはブラッシュアップしたい!」 「今までずっとやり続けてきた創作や自主生産活動でできたものを商品にして工賃をあげたい!」 など、福社事業所などで、商品づくりに取り組み、悩んでいる福祉職員の方! また、そういった場でデザインの仕事に関わりたいと思っているけれど、どこにアクセスしたらいいのかわからないと思っているデザイナーの方! わたしたちは、そんな皆さんの課題を解決し、想いを繋ぎそれぞれの現場で活かせる学びを、福祉の現場で働く方とデザインの仕事に携わる方たちと一緒に、障害のある方たちの表現やできることを活かした〝モノづくりから学ぶ 『フクシとデザイン』”を学べる場を立ち上げました。
すでに様々な現場で活躍しているデザイナーの方から実践していることを学びながら、自分たちの現場で活かせるモノづくりの基礎、考え方、プロセスなどを学びあう場です。
根本的なコンセプトづくりから、お客さんを意識した見せ方、伝え方などをワークショップを通じて学びあいます。
毎月、それぞれが色々なフィールドで実際に障がい福祉に入り込み活躍している方々をお呼びし、「事例紹介」「座学」のインプットから、「ワークショップ」を通して、ご自身の実りになるよう会を進めてまいります。

【日時】

6 月 2 日、7 月 14 日、8 月 4 日、9 月 1 日、10 月 13 日、11 月 10 日 (全て金曜日)18:00〜20:00

【講師】

ライラ・カセム/前川亜希子/高橋圭/林よしえ/三田大介/仲西亮平・寺門誠/加藤未礼 ※詳細は下記に記載

【参加費】

①リアル全 6 回
 全 6 回分リアル参加一括払い 29,700円 / 全 6 回分リアル参加一括払い(学割) 23,100円

➁ リアル 1 回
 リアル参加 5,500円 / リアル参加(学割) 4,400円

③ オンライン参加
 オ ンライン参加  3,300円

【開催地】

TOKYO SOCIAL DESIGN(東京都板橋区板橋 3-4-9-1F)

【参加方法】

対面: 15 名(現地のみワークショップにご参加いただけます)

オンライン参加:100 名(基本見学となります)

【参加者特典】

対面、オンライン共に参加いただいた会のゲスト資料、ワークショップ資料、zoom の録画をシェアさせていただきます。

(Google ドライブ経由にて。動画のダウンロードは不可。半年で消去されま。)

【お申し込み方法】

お申込みはこちらへ!

学習・イベント – FUKU・WARAI (fukuwarai.or.jp)

【お問い合わせ】

【お申し込み方法】のリンク内にある「お申し込み・詳細」からPetixに移動後、「主催者へ連絡」からお願いします。

(東京アートサポートセンターRightsでは、本セミナーに関するお問い合わせにお応えしておりません。)

【主催】

「FUKU・WARAI」https://fukuwarai.or.jp/fukushitodesign/

* * *

【当日の流れ】

・ スピーカーからの事例紹介、共有(40 分)
・ スピーカーの話を深掘りしつつの座学(40 分)
・ ワークショップ(40 分)
・ 質疑応答(現地参加者、オンラインはチャットにて)
 → 時間の関係上、全ての内容にお答えできない場合もありますのであらかじめご了承ください。

【講師紹介】

6/2 : コンセプトメイキング  ライラ カセム

デザイナー・アートディレクター。日本生まれ世界育ちのイギリス人。多人種、障害などさまざまなアイデンティティーを持つことから自らのことを「一人国連」と呼ぶ。人の持ち味を見つけ活かすデザインが得意。2007 年エディンバラ芸術大学ビジュアルデザイン学科を卒業。2010 年に帰日し 2016 年に東京藝術大学大学院デザ イン科の博士課程を修了。デザインの専門性を活かし支援を必要とする障害福祉の現場の人々と共に、立場やアビリティー問わず包括的な社会参加や自立につながるアートワークや商品の制作・開発プロジェクトに国内外で取り組んでいる。主なプロジェクトは 2017 年から関わっている「シブヤフォント」。同プロジェクトでグッドデザイン賞、日本イノベーション対象など多数の賞を受賞。現在は一般社団法人化しアートディレクターを務め。大学でも研究職につき、福祉施設で定期的に重度障害の人のアート支援をし研究を続けている。2021 年からACC TOKYO CREATIVE AWADS, 2022 年からはグッドデザイン賞の審査員にも選ばれる。2016 年東京藝術大学大学院博士過程修了。2023 年4月から奈良女子大学の特任准教授に就任。
グッドデザイン賞審査員、ACC TOKYO CREATIVE AWADS 審査員、東京藝大卒業、シブヤフォントアートディレクター、奈良女子大学特任准教授 HP:一般社団法人シブヤフォント https://www.shibuyafont.jp/

7/14 : ターゲット設定  前川 亜希子(まえがわ あきこ)

繊維メーカーでのテキスタイルデザインおよびブランドディレクター、デザイン事務所勤務を経て独立。2008 年よりグラフィックデザイナーとして障害者アートを使った商品の開発やプロモーションイベント、福祉施設のブランディレクター、デザイン事務所勤務を経て独立。2008 年よりグラフィックデザイナーとして障害者アートを使った商品の開発やプロモーションイベント、福祉施設のブランディング、講座運営などに携わる。2015 年よりデザインユニット HUMORABO として活動。
「福祉とあそぶ」をテーマに、福祉と社会のより良い関係づくりを探っている。 現在は静岡と東京の二拠点で生活し、デザイナ ーと茶農家の二足のわらじで活動中。
HUMORABO、NOZOMI PAPER Factory RINNE、Able Art Company、さゝまラ HUMORABOhttps://www.humorabo.com/

8/4 : 商品企画  髙橋 圭(たかはし けい)

長年、福祉に関わる仕事をしていました。ふと福祉業界を外から見てみると、あることに気がつきました。それは、とても閉鎖的だということ。多くの障がい者施設では、物販をし障がい当事者の方の工賃を稼いでいます。しかし、福祉施設で働く職員の方々は、福祉のエキスパートであっても、商品の製造販売やブランディングのエキスパートではない方が多く悩まれながら日々奮闘している方が多かったです。商品を作ってもなかなか売れない。販路開拓はどのようにすればいいのか・・・そんな悩みを、多くの障がい者施設の方からお聞きしました。
しかし逆に、福祉業界の外からは、「障がい者施設は何をやっているところなのかわからない」「力になれることがあればやりたいが、どのように入っていけばいいかわからない。」との声も聞きます。この二つの声を聞き取り、強みを活かし、福祉施設だからこそできることを企業や世の中に浸透できるようデザインの力と営業力で進めています。
フクフクプラス共同代表、元就労移行支援員、シブヤフォント営業統括、商品開発、営業 一般社団法人 FUKU・WARAI
https://fukuwarai.or.jp/

9/1 : 商品パッケージ  三田 大介(みた だいすけ)

有限会社モアナ企画取締役。東京都墨田区生まれ。墨田区に在住在勤のクリエイターのグループ「すみだクリエイターズクラブ」に所属し、そのメンバーとともに 2014 年より同区内の障がい者福祉施設の商品開発・販売を支援する墨田区の事業(通称「すみのわ」)にコーディネーターとして参画する。
地域連携型の福祉プロジェクトである「すみのわ」では、障がいのある施設利用者の得意なことや、地域の工場から提供いただいた端材を商品づくりに積極的に取り入れて活かし、この人この街ならではの商品の製造・販売の支援に取り組んでいる。
また、墨田区生まれの葛飾北斎のような自由なアートマインドをもって、障がいの有無に関わらず人々に創作を楽しんでもらうことを目指すプロジェクト「みんな北斎」にも参画。そのほか、墨田区商業コーディネーターとして、地域の個店のかかえる課題の解決を支援。福祉〜芸術〜産業のジャンルを跨いで、地域活性化のコーディネートに従事している。
すみのわ運営事務局、すみだクリエイターズクラブ メンバー、みんな北斎プロジェクト メンバー、墨田区商業コーディネータ ー すみのわ https://suminowa.tokyo/

10/13 : 商品ディスプレイ  林 よしえ(はやし よしえ)

グラフィックデザイナー シルクスクリーン作家 2 級建築士 若い頃はデザイン事務所に勤め、ステーショナリーや雑貨のデザインなどに関わる。その後、アメリカに一時移住。日本に帰ってきて、建築の資格を取得し、代官山にある建築事務所で設計に携わる。その間、その建築事務所が運営するギャラリー『無垢里』にて、シルクスクリーンの作品の個展を開く。 2008 年におおきな木 加藤未礼と出会い、板橋区立赤塚福祉園、小茂根福祉園のデザインに関わったことから様々な福祉や地域の現場でデザインの仕事をすることになり今に至る。
KOMONEST、Session!TOKYO、TOKYO SOCIAL DESIGN、アトリエえんじゅく、さやま園、立川福祉作業所

11/10 : 広報など  仲西亮平 (広島県生まれ 京都芸術大学卒)、寺門誠(千葉県生まれ 武蔵野美術大学卒)

2018 年デザインユニット会社『合同会社グリップグラップ』を設立。障がい者アートに出会い、その独創性と自由さから生まれる表現の素晴らしさに感動し『NODD』アパレルブランドを立ち上げる。 障害福祉施設に関わる中で障害福祉の過酷な現状を知り、その課題も含め社会的認知を広めるべく「障がい者アート×NODD デザイン」で様々なアパレル製品を制作。 「気づいたらチャリティー」を実施。ブランド運営の経験を活かし台東区役所、台東区社会福祉協議会などの行政、民間依頼の福祉施設のデザイン、自主製作商品のブランディング、プロデュースやアートワークを多く手がける。
NODD・SAKAS・パワーアップ台東・TAITO スタイル・甲子園夢プロジェクト HP:NODD https://www.nodd.jp/…

ファシリテーター  加藤 未礼(かとう みれい)

コミュニケーションデザイナー/認定ワークショップデザイナーマスター/一般社団法人 Talk Tree WORKSHOP 代表理事1974 年東京生まれ。2008 年に始めた東京都板橋区立小茂根福祉園のブランディングを皮切りに、福祉事業所の自主生産品、福祉喫茶、障害のある人の表現活動などのコーディネートを全国で展開。その過程で実践していたワークを Talk Tree WORKSHOP®として考案。青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムを履修し、ワークショップデザイナーに。 2016 年一般社団法人 TalkTree を立ち上げ、ファシリテーターの養成と研鑽の場をひらく。
TOKYO SOCIAL DESIGN、アトリエえんじゅく、TURN LAND、Session!TOKYO おおきな木 http://ookina-ki.org/

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