【レポート】演劇「奥多摩の昔話」@奥多摩

奥多摩の人々による演劇「奥多摩の昔話」が、11月6日(日)に行われました。2回公演の1回目を観劇したライツスタッフによるレポートをお伝えします。

写真は、劇の最後のカーテンコールで、出演した皆さんで歌われていた様子です。

一般社団法人日本演出者協会 社会包摂部による「楽しくつながるプロジェクト」(文化庁委託事業)のインクルーシブシアターは今年で3年目です。これまでは東京多摩学園の利用者さまや職員の方々と一緒に創作をされてきましたが、今年は、「この楽しさをもっと多くの人と分かち合いたい!」とのことから、奥多摩近郊の方々を中心に参加公募をしたそうです。

会場は奥多摩町福祉会館、お天気に恵まれ、奥多摩に近づくにつれ色づき始めた山々が輝いていました。到着した時には、多くの観覧者がロビーで開場を待っていて、賑やかでした。

劇の中では、出演者の皆さんは一人何役もこなし、古くから伝わる奥多摩のお話を分かりやすく演じられていました。色々な方が参加した演劇は、エネルギーと笑顔があふれて、歌やダンスも織り交ぜられた約45分の時間はあっという間でした。手話通訳の方も劇の一部を演じるように参加されていました。

出演者には、お子さんや障害のある人など様々な方がいましたが、障害の有無や年齢などに関係なく、表現するということを心から楽しんでいるのが伝わり、お稽古を重ねながら、演出家と出演者の皆さんが一緒になってこの演劇を創り上げたんだな、と感動しました。演出家の方によると、出演者の皆さんは、出会った瞬間から打ち解け、絆が生まれていったそうです。

  

オンライン報告会のご案内】

この公演のオンライン報告会が、12月18日(日)午前10時~12時に開催されるそうです。公演の映像も一部流れる予定だとのことですので、興味のある方は、日本演出者協会のウェブサイトやFacebook、Twitterをご確認ください!Facebookでは、お稽古の様子を垣間見ることができます。

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