【レポート】8/14_ハートフルコンサートin すまいる梅丘

今年度ライツでは、プロの楽団、福祉施設の方々と連携し、障害のある方の芸術文化活動への参加の機会づくりを実施しています。
本企画の第1弾となる演奏会の様子をレポートいたします。

湘南エールアンサンブルのプロ奏者によるクラシック音楽の演奏会

令和7年度当センターは、湘南エールアンサンブル(併称:日野原重明記念管弦楽団)と連携し、
障害のある人の芸術活動の一環として、福祉施設内でのミニコンサートの実施を企画しました。
文化施設で開催される音楽公演は、一般的に声を出すことや会話、途中退室などが難しい場合が多く、障害のある人の鑑賞には制限があるのが実情です。
都内の劇場などでは、鑑賞サポート付き公演が増加傾向にありますが、障害特性により、会場へ向かうための移動自体にハードルがある場合も多々あります。
本企画では、プロ奏者が福祉施設に出向き生演奏をするアウトリーチ型の公演を、障害のある人の芸術鑑賞のモデルケースの1つとなることを目指し実施します。
本企画を通して、障害の種別や程度を問わず多様な人が安心して自由に音楽を楽しみながら、豊かな表現力や感受性などを育む機会とします。

ハートフルコンサートin すまいる梅丘

本公演の第1弾は、世田谷区にある生活介護事業所「世田谷区立すまいる梅丘」にて公演を行いました。
同施設では、普段から利用者の方々の芸術活動の機会として、音楽鑑賞などの時間を積極的に実施しています。
公演時間は約1時間で、会場の広さを考慮して演奏者の構成はピアノ1名とヴァイオリン1名、加えて司会(曲の解説や進行)を含めた3名に登壇いただき実施しました。

夏にちなんだ楽曲「浜辺の歌」の演奏時には、”波の音”を演出できるオーシャンドラムが用意されました。利用者の皆さんは、音楽に合わせてオーシャンドラムを奏で、波の音と音楽を楽しみました。

一人ひとり、オーシャンドラムを体験。どなたも珍しい楽器に興味津々でした。
演奏についてのクイズで利用者さんが積極的に回答する場面もありました。
「チャルダッシュ」の演奏に合わせてさまざまな楽器を奏でる皆さん。

プログラムが進むにつれ、表情がにこやかになったり穏やかになったり、身体を揺らしたりと、それぞれ思い思いに音楽に耳を傾ける様子が印象的でした。
最後のプログラムでは、民族舞踊の楽曲「チャルダッシュ」が演奏されました。曲が進むつれてアップテンポに盛り上がる音楽にあわせ、利用者の皆さんでさまざまな楽器を一緒に奏でる場面が。利用者さんだけでなく、職員さんも一緒に楽器を奏でたり踊ったりと全員が一体となる心地よい空間となりました。
曲が終わると、皆さんから自然とアンコールの声が上がり、休む暇なく、奏者のお二人によるアンコール楽曲「G線上のアリア」が奏でられました。「チャルダッシュ」でテンションが上がった皆さんの気持ちをやさしく穏やかにしてくれる演奏とともに、和やかに演奏会が終了しました。

司会の方からの曲の解説やクイズの場面では皆さん元気よく回答してくださったり、自由に楽器を奏でたりと、鑑賞以外のシーンにも積極的に参加しコンサートを楽しんでいただきました。

本企画は現在、別地域の施設での実施に向けて準備を進めています◎
一般の方にもご参加いただけるよう調整中ですので、最新情報はライツのウェブサイトやSNSで発信していきます!

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