【レポート】劇団「はなまる」の活動風景@北とぴあ(北区)

北区を拠点に活動する劇団「はなまる」の稽古場に、ライツスタッフが見学に行ってきました!

1997年に創立された劇団「はなまる」。知的障害のある方とその親御さんとを中心につくられた劇団で、学校卒業後の障害のある人の活動場所・居場所づくりを目的に、地域で活動をはじめてから今年で26年目だそうです。
月2回の活動とともに、年に1回、オリジナルの脚本と音楽による演劇公演を行っています。
公演は、今年で23回目を迎えるそうです。

 

稽古のはじまりでは、全員が輪になり、1分ほどの持ち回りでコミュニケーションを兼ねたトーク時間をとっているそうです。
この日は、南関東・甲信ブロック障害者アートサポートセンターのスタッフと一緒に見学に伺ったので、私たちのためにメンバーの皆さんが自己紹介をしてくださいました。

劇団のメンバーには、役者の方以外に、脚本、音楽、振付け・演技指導などの担当の方々がいます。トーク時間での皆さんのわきあいあいとした様子や空気感から、メンバー同士でとても良い関係が築かれていることがうかがえました。

トーク時間後は、さっそく稽古へ。北区の文化施設「北とぴあ」で毎年秋に開催される演劇祭での公演に向けて、劇中シーンにある歌と踊りの練習、セリフの読み合わせなどが行われていました。

舞台上での動きや向きを確認しながら稽古が進んでいきます

踊りの振付けも丁寧に練習されていました

ピアノ伴奏による歌練習の様子

セリフの読み合わせの様子

セリフの読み合わせ時間には、役へのイメージについての意見を言ったり、「この役は何歳くらいの設定?」と質問をしたりと、メンバー同士で積極的に意見を交わす場面もみられ、公演に向けたメンバーの皆さんの意欲と熱意が伝わってきました。
稽古に取り組む皆さんの、いきいきとした姿とユーモアあふれる会話の様子が印象的で、見学中にはたくさん元気をいただきました!
次回以降は立ち稽古も始まるそうで、公演本番もとても楽しみです。
ご興味のある方は、劇団「はなまる」の公式サイトなどをチェックしてみてくださいね。
 

*劇団「はなまる」では、稽古の見学なども受け付けています。詳しくは、下記ウェブサイトをご覧のうえ、お問い合わせください。
劇団「はなまる」ウェブサイト

*今年度、北とぴあで行われる演劇祭の詳細は、下記のリンク先よりご覧ください。
「HOKUTOPIA 演劇祭2024」ウェブサイト

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